はじめに:iPad Pro、正直「持て余して」いませんか?

この記事にたどり着いたあなたは、きっと過去の僕と同じような悩みを抱えているはずです。
「iPad Pro、買ったはいいけど正直持て余してない…?」
高いお金を出して買ったし、性能は文句なしで最高。Apple Pencilの書き心地も素晴らしい。でも、外に持ち出すには少し重いし、カフェのテーブルでは思ったより場所を取る…。
そんな「宝の持ち腐れ」状態に、僕もずっとモヤモヤしていました。
この記事では、そんな僕が意を決してiPad Pro 11インチからiPad mini 7に買い替えた結果、なぜ「大正解だった」と断言できるのか、その具体的な理由を僕自身の体験からお話しします。
「Proとmini、サイズで迷っている…」
そんなあなたの背中を、そっと押せるような記事になれば嬉しいです。
結論:後悔ゼロ。Proよりminiで「大正解」でした
まず結論からお伝えします。
毎日使っていたiPad Pro 11インチを手放し、iPad mini 7に乗り換えた僕の判断は、一点の曇りもなく「大正解」でした。
失った性能や画面の大きさ以上に、手に入れた「手軽さ」と「機動力」が、僕のライフスタイルを劇的に変えてくれたからです。
では、具体的に何がどう変わったのか。僕が特に「miniにして良かった!」と感じた3つのシーンをご紹介します。
理由1:圧倒的な軽さ。「持ち出す」という心のハードルがゼロになった
まず正直に告白すると、僕はiPad Pro 11インチをプライベートでほとんど外に持ち運んでいませんでした。
なぜなら、大きくて重いから。スマートな見た目とは裏腹に、ケースを含めるとその重さは1kg近くにもなります。その結果、僕にとってiPad Proは「家で動画や電子書籍を楽しむための、最高のコンテンツ消費マシン」でしかなく、本来の機動性を全く活かせていなかったのです。
しかし、iPad mini 7は、その「気合」が全く必要ありません。
ペットボトル一本分ほどの重さなので、何も考えずにカバンに放り込める。この差が、想像以上に大きかったのです。
特に感動したのは、休日のデートの時。
Proだと少し気取って見えそうで躊躇していましたが、miniならサコッシュのような小さなバッグにもスッと入ります。出先で「このお店、地図で見せてあげるね」と、サッと取り出して二人で画面を覗き込む。そんなスマートな使い方が、気負いなくできるのです。
この「どこにでも連れて行ける相棒感」が、僕にとって一つ目の大きなメリットでした。
理由2:「すきま時間」が、極上のインプットタイムに変わった
営業職の僕にとって、お客様先への移動中などの「すきま時間」は貴重なインプットの時間です。
しかし、iPad Proを使っていた頃、僕はその時間を全く活かせていませんでした。朝の通勤時に本を読もうにも、満員電車で11インチの端末を取り出すのは、周りの目も気になり、はばかられたのです。
そして、車に乗り換えてからお客様先へ向かう途中、少し時間ができても、片手でProを持って本を読むのは重くてすぐに腕が痛くなる。結局、ポケットからスマホを取り出して、小さな画面でKindleを読んでいました。これでは何のためにProを持っているのか分かりません。
その点、iPad mini 7はまさに「文庫本」感覚。
ジャケットの内ポケットにも収まるサイズ感で、ためらうことなくスッと取り出して読書を再開できる。この手軽さが、僕の読書量を間違いなく2倍にしてくれました。
スマホより大きく、Proより小さい。この絶妙なサイズ感が、移動中のインプットの質を劇的に高めてくれたのです。
理由3:PCと共存できる、最強の「手書きメモ」相棒になった

Proを使っていた頃、僕が感じていた地味なストレス。それは、会議中の視線の「横移動」でした。
ノートPCで資料を見ながら、その横に置いたProにメモを取る。この、首と視線を絶えず左右に振る動きが、集中力を少しずつ削いでいたのです。
しかし、iPad mini 7はその「心理ストレス」を完全に消し去ってくれました。
ノートPCのキーボードのすぐ下、トラックパッドの前という、これまでデッドスペースだった場所に、miniがすっぽりと収まるのです。
視線の移動は、上下のわずかな動きだけ。PC画面から目線をスッと落とすだけで、そこには手書きのメモ帳が広がっている。このシームレスな感覚は、一度体験するともう元には戻れません。
「PCと共存し、思考を止めない」。これこそがminiの真骨頂だと感じています。
どんな人におすすめ?「サイズで迷っている人」への最終回答
以上の体験から、僕がiPad mini 7を心からおすすめできるのは、以下のような人です。
- iPad Proの性能を使いこなせていない、オーバースペックだと感じている人
- 持ち運びの手軽さを、画面の大きさよりも重視する人
- 主な利用シーンが、動画鑑賞や読書、Webサイト閲覧である人
- 僕のように、ノートPCとの併用を前提としている人
逆に、本格的なイラスト制作や動画編集など、iPadをPC代わりに使いたい人にとっては、やはりProの大きな画面と性能が必要になるでしょう。
まとめ:iPad選びは「何ができるか」より「どこで使うか」
iPad Proは、間違いなく「何でもできる」最高のタブレットです。
しかし、その性能の代償として、私たちは「手軽さ」や「持ち出す機会」を少しだけ失っているのかもしれません。
もしあなたが過去の僕と同じように、その小さなモヤモヤを感じているのなら、iPad mini 7はあなたの生活を、もっと軽やかで豊かなものに変えてくれる最高のパートナーになるはずです。
この記事が、あなたのiPad選びの参考になれば、これほど嬉しいことはありません。
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